73 不便

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デジタルとアナログ。
どちらかと言えばボクはアナログだ。
おじさんだからだ。

最近の若い奴は、、、。とホントに思うから不思議だ。

でも、ピラミッドの中にも「最近の若い奴は、なってない」と
いたずら描きが書かれているそうだ。
紀元前の人達もおっさんは若者に理解を示さなかったようである。

いきなり話は変わるが
江戸時代の「火消し」はスゴかった。
特にマトイ担当の人、、、
屋根に乗って棒の先っぽにタコみたいのを付けてグルグル回してるアレ。

あんな事して火が消えるはずも無い。
じゃあ、あの人は何をしてるのかと言うと
火事の現場に「いかに早く着くか」を消防団同士で競っていたのだ。
当時は「いろは48組」と組ごとに消防隊が分かれ
早く現場に着いた組ほど、高い屋根に登ってマトイを振れた。
到着が遅くなればなるほど、低い屋根の上でマトイを振る事になる。
そう、より高い所でマトイを振る事が、粋でかっこいいとされていたのです。

でも、あの人達は焼け死ぬ運命にあります。
それはそれで、かっこいい事だったのです、、、

ボクは、アナログな火消しの生き方にとても共感します、、



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