40 西遊記
四大部州の東勝神州傲来という国の話。
花果山から生まれた一匹の石ざる。
スケベで暴れん坊のとんだエテキチ。
天界で仙女達の女子便所「蟠桃園」の管理役を授けられるも
桃に目がないエテキチはついつい手を出し
お釈迦様の怒りを買う。
「都迷惑防止条例 第6条 2項
人を著しく羞恥させ、又は人に不安を覚えさせるような方法で、
公共の場所又は公共の乗物における衣服等で覆われている人の身体又は下着を見
又は撮影すること、にお前は反したのだ!」 」
下界へと叩き付けられたエテキチは「五行さん」と言うお宅に封じ込められてしまった。
「ちょこまか動き回るから悪さをするのだ!
反省するまで動けない様にしてやる!!」
エテキチは木造2階建ての日本家屋に姿を変えたまま
何百年もそこにじっとしていなくてはいけませんでした。
「キャ−!パパー!
誰か窓から覗いてるー!!」
「朝っぱらから騒々しいなぁ、、、
誰もいないじゃないか。
ここは2階だぞ、、、」
「変だなぁ、、視線を感じたんだけどなぁ、、、」