66 ボーボー姉妹
ある所にとっても美しい双子の姉妹がいました。
けれども、姉は生まれてから一度も鼻毛を抜かず伸ばしっぱなしでした。
妹は今まで一度もスネ毛を処理した事がありませんでした。
ある日、二人はお城の舞踏会に招待されました。
王子様が結婚相手を探すため美女と言う美女が集められたのです。
姉妹はとっておきのドレスに身を包み王子様の心を惹こうとしました。
王子様もすぐに二人の虜になってしまいました。
国中どこを探しても姉妹より美しい女性はいなかったのです。
しかし、王子様は姉妹のどちらを妃に迎えるべきか悩みました。
性格も、その美貌もどちらも申し分がありません
違うのは唯一「鼻毛ボーボー」か「スネ毛ボーボー」か、、、
王子様は悩みに悩んだあげく「スネ毛ボーボー」の妹を選びました。
足さえ隠せば完璧な美女だったからです。
ところが、王子様が「スネコさん。あなたがお妃決定です」と、歩み寄ると
妹は、すかさず後ずさりしてしまいました。
王子様はワキ嗅と足の匂いがすごかったのです。
しかし、鼻毛ボーボーの姉は全く臭がりませんでした。
鼻詰まりだったからです。
そして、王子様は鼻毛ボーボーの姉と結婚したそうです。
妹はちょっとスネたそうです。