7 妄想写真館④〜コロポックル調査隊〜
成人でも身の丈10センチに満たないコロポックル族。
人間に見つからない様に細心の注意をはらいながらも
時に大胆な行動に出る彼ら。
宴会は日常茶飯事。
普段は人目を避け小声の彼らも、宴会の時ばかりは
行き交うエギゾーストノイズを隠れ蓑に
「とびきり上等のピロシキー!」とか
「男、女、男と書いて嬲るー!」とか
「3年B組ー!」とか
「ごめんなさーい、今、ミドリ切らしちゃってるのー!」とか
「それじゃぁ早速、明日から来て下さーい!」とか
「谷アンド松岡、もしくは、隼人アンドキッコー!」とか
「大家族で亡命ー!」とか
「アインシュタインも手淫したーい!」とか、、、、、
意味不明の絶叫に酔いしれる。
そして、宴の後には、散乱したスナック菓子の残骸が、
そこにコロポックル達がいた事の証として、いつまでも残されていると言う、、、